2015年09月13日

「英語が話せる」ということー1

○か月でマスターする・・・
とか、
これであなたも英語の達人
とか、
(上記は適当に私が作ったものですが)
いう様なタイトルを見かけることが
あります。

でも、この「英語が話せる」とは
どういうことを言うんでしょう?

特に、あなた自身にとって。

言葉で一番大事なことは、
「何を意味しているかが解る」
という感覚だと私は思ってます。
そして、その感覚を相手に伝えること、
相手と共有することが出来る。

英語という自分にとっての外国語
でこの感覚を得て、そして
「ヤッター!」と思えるのは、
間に日本語を入れないで出来たとき。

あっ、これはコップ。コップは英語で
glass. だから、This is a glass.

ではなく、

コップをglassと、直に認知し、
This is a glass.と言えること。

そのためには、実際に体験することなん
です。体験しながら、それを言葉にする。

それも、この飲み物の入れ物を見て、
glassと言っているから、glassなんだな、と
認知して、すぐ近くにあるものを言うとき、
This isといっているから、これが
This is a glass.の状況なのだと認知する。

状況と文章を一緒に体験し、類推し、
「何を意味しているかが解る」そして
自分も使える。

どんなシンプルなことでも、これが
出来れば「英語が話せる」ということが
出来たと言えるんです。

そして、あとは積み重ねていくこと。

ちゃんと段階的に構成された順序で。。。

もちろん、最初の最初は、言える範囲が
限られているけれども、ここが大事。
そして、高度な文章を学問的言語で
習っている日本人にとっては、物足りない
ような気さえする。でも、限られたものが
すーっと言えるようにまずなること。

あっ、とっても、とっても大事なことを
忘れていました。

これを、楽しんでやることです!
「之を楽しむ者にに如かず。」
なのですから。



之を知る者は、之を好む者に如かず。
之を好む者は、之を楽しむ者にに如かず。

「ものごとを知識として知っている(だけの)者は、
これを愛好する者におよばない。
(さらに)これを愛好する者は、
楽しんでこれと一体になっている者にはおよばない」
論語より。

posted by mitsuko at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | English
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