2013年08月11日
自分を受け入れる
ブレネー・ブラウンさんのTEDでのトーク、
「傷つく心の力」は、視聴数が通算でトップ10の中に入る
人気の高いものとなっています。
「友人から、ストーリーを語るあなたが好きなのと
言われて。。。」、と語っていますが、アメリカの文化に
接していないとちょっと最初は取っ付きにくいところもある
かなと感じて聴いたのは随分前のこと。
でも、再度聞き直してみると、とても大切なことを
さらりと語っているのに気がつきます。
実は、このvulnerabilityという言葉、ITの世界では
脆弱性、心理学の中では、そのままヴァルネラビリティと
言われたり脆弱性と訳されている、馴染みのない言葉。
よく、失敗や落ち込みからの回復力といった意味で
レジリエンスという言葉が使われているのですが、
その反対語がヴァルネラビリティ。なので、本来、
余り良いニュアンスの言葉ではないのです。
でも彼女は、強がってないで、完璧じゃないこと、
傷ついたこと、恥ずかしかったことなどを受け入れ
よう。そういったことがあるのも含めて、あなたとして、
私として、愛すべき存在であるし、充分な存在、
と語ります。
コーチングでお話しする時に、「その感情は持たないで
ください」という言い方はしません。まずは、「そう
思うあなた自身を受け入れる」ところから始まります。
「ありのまま」のあなたに背をむけず、受け入れる。
そこから、自分が価値ある存在、本物だということが
真実となる。
人間、ありとあらゆる感情の種を持っています。ネガティブな
感情も、恐いと思う感情も、恥ずかしいという感情も。。。
それを見ないようにすると、いないものとしようとすると、
「他の良い感情まで感じられなくなる」か、あるいは、
「ネガティブな感情が、もっとちゃんと認めて」と言い出し
て、もっと始末が悪くなるかが良く起こる2つのパターン。
なので、そういった感情はちゃんと認めることが重要となります。
ブレネー・ブラウンさんが言おうとしていることと
コーチングの中で、自分を受け入れる、様々な感情を認めることは
とても通じるものがあります。
彼女の著書、Daring Greatlyはアメリカではベストセラーになって
いるのですが、日本で出ないかなあ。。。と思っていたら、
8月20日に出る模様。
何と言うタイミングでしょう!
早速、予約を入れます。
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