最近は、著作権の問題からYoutubeから削除される
動画が増えました。その点、emiclassicsのものは、
もともとの音源作成会社がプロモーション用に作って
いるものなので、その意図を理解しながら楽しませて
もらってます。
2009年の動画ですが、とっても素敵。
アリソン・バルサム(
Alison Balsom)というイギリスの
女性トランペット奏者のものです。2009年と2011年の2度
クラシック・ブリット賞(女性アーティストオブザイヤー)
を受賞した実力者。
ここで紹介されているCDでトランペットに対する
ステレオタイプ(既成概念)を変えたかったと語っています。
この
カプリースというアルバムは、トルコ行進曲も
あれば、リベルタンゴもありという親しみ易いもののようです。
「女性のトランペット奏者ということで、興味を持ってもらえる
こと自体はメリットとして捉えるけれど、その後いい演奏をし続け、
人の興味を保ち続けなければいけない。。。音楽的に優れて、
聴く価値がなければいけない。」と言っていますが、
これは、日本の働く女性にも当てはまりますね。
「女性が。。。」と興味を持ってもらったり、活動の場を
与えてもらえるのなら、それをメリットとして活かしましょう。。
ただそれに甘えず、その後いい仕事をしていくことが大事
です。
ただ、この「いい仕事をしていく」ことに神経質になったり、
緊張してばかりだと、かえってドキドキ状態で上手く回らなく
なるかもしれません。いい集中というのは、いらない力の
抜けた時の方が生まれるものです。
そのためには、
自分のストレス・コントロール法を幾つか持っている、
仕事以外に楽しめるものがある、
まったく同じではないけど経験談を先輩から聴いている、
これまでの経験や学習でこれから活かせるものがある、
ちょっと話せる友達がいる、
といったことが役立ちます。
例えば、音楽、映画、バレエ、演劇などのアートな楽しみ
はストレス・コントロールにもなるし、ホンの一時でも
仕事からは慣れるといったことにも活かされ、そして
自分の内面を磨くことにもいい影響を及ぼします。
スポーツも同じような効用があるといえるでしょう。
去年のエリザベス2世の即位60年を記念して発売された
CDの録音風景です。バロック・トランペットという
演奏が難しそうな楽器を使っています。彼女も音楽も
ビデオも美しく、楽しい!(英語の意味、全部解らなく
ても、聞き流す程度でも楽しめます!)
何かのご褒美に、このCDを自分にプレゼントしたくなりました

Have a nice weekend.
posted by mitsuko at 12:43|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
Music