2014年09月01日

ShareとSharing


さて9月のスタート。
今日は、防災の日ですね。

1923年(大正12年)9月1日11時58分32秒
関東大震災です。

丁度お昼時で火を使っていたため、
大変な惨事となりました。
もう亡くなった私の祖母は、東京で
体験した人のひとり。幸運にも
怪我もせず助かりました。
ありがたいことです。そのお蔭で
現在の私も在るわけですから。

こういった災害の時、特に人間の
持っているものが---物質だけでなく
精神的、体力的なものも含め---
活用できるものを分かち合うことが
できるかが援助に大きく影響してきます。
共有、シェアリングの大切さは、
この災害だけでなく、阪神淡路、中越、
東北と繰り返し痛いほどに感じるもの。

こういった天変地異をはじめ、
工業化の行き詰まりなどからか、
この「シェアリング」の重要性は
日々高まってきているように思います。
そして、シェアハウスが出来たり、
古民家の再生を自分の得意分野の力を
発揮して=シェアして、共に創ることを
体験し、そして集う場、話す場を作って
いく、そんな動きも出てきています。

この、へんぼり堂もその一例。
(ここを作った中心人物2人、竹さんと
鈴木さんが主催されたワークショップで
「思い」が直接聴くことができたので、
ご紹介)


一方、このシェア(share)という単語、
「マーケットシェア」という言葉で解る
ように、占有する、持ち分として持つ、
などの意味もあります。14世紀頃の
Middle Englishで「切リ分けたもの」と
いう意味から切って持ちえたもの=シェア
となったようです。
Take the lion's shareというと、
「一番大きなところを取る」とか、
「いいとこどり、甘い汁を吸う」といった
意味になります。

でも、動詞でよく使うのは、共有するほう。
Can we share your learning?
Let's share the good news!
Why don't we share this dish?

あなたの学び共有してもらえるかな?
いいニュースを共有しましょう。
このお料理一緒に食べようよ。

学びにしても、いいニュースにしても、
シェアするには、オープンであることも
大切。いつも一方的に教えてもらうじゃなくて、
お互い様、もってるものを互いに共有。

「この共有っていいね」、
「オープンに私も差し出すよ!」という
ものが生まれるからこそ、互いのことを
知り合おう、話そう、支援し合おうという
場も創造されるのだと、震災の時のこと、
へんぼり堂の成り立ちを動画で見ながら、
改めて気づいたような気がします。

ダイバーシティ、ダイバーシティと言う
ばかりでなく、こういうシェアリングの
もたらすものを体験できれば、ホント、
ダイバーシティ&インクルージョンの世界
が身近なもので、当たり前になる日は
近いのかなと思ったり。

へんぼり堂、実は桧原村でも比較的奥の
方にあって実際にはまだ行っていない私。
秋もとってもきれいな自然に囲まれて
いるようなので、是非、行ってみたいと
思っています。(もちろん、近所のいい気分(温泉)とセットで)

posted by mitsuko at 13:11| Comment(0) | TrackBack(0) | ダイバーシティ

2013年12月17日

It Gets Better


Youtubeを観ていたら、
ソプラノ歌手、ご紹介したパトリシア・ラセット、
METの歌ではない動画の一つに出ていました。

Metropolitan Opera star Patricia Racette
and her partner, mezzo-soprano Beth Clayton,
share their coming-out story for the
"It Gets Better" Project.


パトリシア・ラセット、パートナーの
べス・クレイトンと"It Gets Better" プロジェクトの
ために、カミングアウトし語る〜

「13年一緒にいます。結婚もしましたし。。。」

「私たちはハッピー、トスカのアリアの歌詞の
ように、芸術(歌)に生き、愛に生きているわ!」



彼女たちがカミングアウトすることで、
本人自身たちもハッピーだし、若者への
いじめ、苦しみからの解放の支援となれば
というもの。

It Gets Betterはアメリカからスタートした
運動。2010年から始まり、大きな影響を
及ぼすようになっているよう。

学校でいじめられ、命を絶つ子も多い、そんな
彼らに状況は良くなっていっているんだよ、と
Youtubeでサイトで語りかけ励ましています。

オバマ大統領も、
「私たちは『いじめは人が成長するには避けて通れ
ないただの通過儀礼だ』という神話を打破し
なければならない。それは違う。私たちには、
学校が全ての子供にとって安全な場所である
ように務める義務がある。
そして全ての若い人に向けて伝えたい。
もし苦しみを抱えているのなら、助けを差し
伸べてくれる思いやりのある大人がいることを
知っておいてほしい。」とホワイトハウスの
ビデオで語るほど。

ダイバーシティは、日本ではマダマダ、
女性の活躍推進が中心。そして
私も働く女性支援に力を入れている
のですが、ダイバーシティは決して
ジェンダー(性差別)だけではなく、
人種、宗教、国籍、性的嗜好、障害、
年齢等々多くの違いを認め合い、偏見を
越えた社会の実現への動きだということを
認識しておきたいですね。

パトリシアをはじめ素晴らしい才能をもった
一人ひとりが、その才能を開花できる
社会の実現。もっともっと私も貢献したい!
と、彼女たちの動画を見ながら想いを
新たにしました。



posted by mitsuko at 16:26| Comment(0) | TrackBack(0) | ダイバーシティ

2013年07月24日

伝統と革新と


暑い暑い毎日で始まり、
参議院選で喉をからし日焼けした各党の幹部たちが
印象に残る日本の7月でした。

この7月は、イギリスが元気な月
--凄く個人的印象ですが-- でもありました。

アンディ・マレーのウィンブルドン優勝(イギリスが
男子シングルで77年の優勝!)をし、



ロイヤルバレエ団の日本公演では、
「不思議の国のアリス」が上演され、



そしてロイヤルベイビーの誕生。



2番目のバレエは日本公演ということでちょっと
ばかりオマケの感がありますが、
伝統の中で、守るべきものは守り、新しい息吹と
力で輝きを放つという点では共通していると
思います。

伝統はそれだけでは続かない。でも大切な何かを
手放しても続かない。。。
何を残し、何処でオープンであり続けるか?

この3つから学べることは多いと思います。

posted by mitsuko at 08:33| Comment(0) | TrackBack(0) | ダイバーシティ

2013年04月03日

マダムアンバサダー


駐日米国大使として有力視されているのが、
ジョン・F・ケネディの長女、キャロライン・ケネディ。
初の女性駐日米国大使の誕生となるのか?
楽しみです。

CNNの英語でのニュースですが、彼女のここまでの
道がコンパクトに画像でみることができます。



Madame Ambassadorなるか?と言っている米国ニュースも
あるよう。

父、母、弟は既に他界。彼女は、弁護士であり、詩を書き、
アーティストの妻であり、3人の子の母。。。あまり政治の世界に
出て来ていませんでしたが、オバマ大統領の強力な支持者
となって、今回の話が浮上して来たようです。

CNN Japanでは、
「ケネディ氏はハーバード大とコロンビア大を卒業後、
ジョン・F・ケネディ図書館やアメリカン・バレエ・シアターなど、
ニューヨークを拠点とする各種の非営利組織に勤務してきた。
2008年と12年の大統領選挙ではオバマ大統領を支持し、
08年は副大統領候補を選ぶ選考委員会で共同議長を務めた。」
と紹介。

これまでも、クリントン氏の後任議員選出馬という話
もあったようですが、それは取りやめ今度は
駐日大使候補。決まると話題性大ですね。すでに打診され
身辺調査などが進んでいる模様。

"You know." と頻繁に言うと揶揄したビデオもありますが、
段々とこういったところは、今後トレーニングされていくの
かもしれません。。。

それはさておき、女性であることで日本のダイバーシティ推進に、
どれくらいの影響が生まれるか?期待したいですね。

posted by mitsuko at 02:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ダイバーシティ

2010年11月29日

自主権の力

NHKの「龍馬伝」終わりましたね。。今回は撮影方法や音楽の使い方
など大きく変えて、最初の頃は今までの「大河」との違和感から
馴染めなかった人も私の回りにもチラホラでしたが、きっちりと彼ら
なりの遣り方を貫き新しいファンも多く生んだのではないでしょうか?

龍馬自身、とても魅力的な人に描かれていました。この時期の「志」
を持った人たち、それを支えた人たちの功績は凄いものだったことを
裏付けてくれたのが、以前にご紹介したことのあるHans Rosling博士。

当たり前のものとして受け入れていた明治以来の発展。もちろん、
戦後の復興に見せたパワーも凄いものがあったと思いますが、今回は、
自主権を守った力にフォーカスしています。

Rosling博士のテーマはアジアの台頭。今後、何時頃、インドの個人
所得が西欧に追いつくのか?を予測するもの(ユーモアと共に)なの
ですが、独立した自主権を持つことがどういう影響を及ぼすのか?
ということをこれ程見事に見せてくれるものは中々無いと思います。

1858年こそアジアの歴史上、大きな転換を迎えた年と捉えています。
インドは立ち向かいはしたものの、これ以降、89年間外国に支配され、
中国では 英国軍がアヘン戦争に勝利。

「日本は、1858年に日米修好通商条約に調印し、 米国に有利な貿易
条件を受け入れました。 日本に寄港した黒船に 脅しをかけられたのです。
しかし、インドと中国と違って、日本は国家主権を失いませんでした。」
「それがどう影響しているのでしょうか?」と博士は語ります。



主権を守るために、何をすべきか?自分が何ができ、既得権利や
過去の栄光ではなく、今、何が求められているか?そういった事が
多くの人に突きつけられた時代だった。そして、それをやり抜いた人が
いた、やり抜こうとしても果たせなかった人がいた、ということを
ドラマは伝えてくれました。

博士の予測の中では、「西欧」レベルに入った日本。。

今後緩やかな右肩下がりを見せるだけなのか?インド、中国の台頭の
中で、どんな自主性と成長を続けるのか?個人として出来ること、
どんな価値をこの中で発揮していくことが求められるのか?日々の
アクションがその価値とどう繋がっているのか?

問われるのは、日本にとってだけということではなく、この地球に
住む人間としてどうなのかということでしょうが、まずは、今、
ここにある自分として「ちょっこし」出来ることからってことでしょうか。
posted by mitsuko at 12:16| Comment(0) | TrackBack(0) | ダイバーシティ

2010年11月25日

Thanksgiving Dinner

11月25日はアメリカでは感謝祭(Thanksgiving Day) 。ホリデー前に
こんなユーモアのある行事をやっているんですね。

CNN: オバマ米大統領は24日、感謝祭を記念してホワイトハウスで七面鳥に
「恩赦」を与える恒例の行事を行った。今年は2万羽の中から選ばれた
「アップル」と「サイダー」が恩赦を受け、感謝祭の食卓行きを免れた。



家族や友人が集まり、大きな七面鳥&グレイビーソース、マッシュポテト、
クランベリーソース、パンプキンパイといったものがお決まりのお料理。

随分前になりますが、日本に赴任してきて住んでいたアメリカ人夫婦から
感謝祭(Thanksgiving)のディナーに招待されました。その時、同時に
招待されていたのは、別のアメリカ人夫婦はホストと同じ会社の人で
私も知っている人。。あと、ひとりのアメリカ人男性。

この男性は、当時、母国アメリカを離れ、横田基地に駐屯中。そして
彼と招待してくれたアメリカ人夫婦は知り合いではなかったのです。

で、何で招待されているの?と思ったら、帰ってきた答えは、「ある団体が、
異国の地で過ごす基地の独身者を招いてくれないかとホストファミリーを
募っていたので手を挙げたのよ。アメリカでは恒例のディナーだし。
楽しんで欲しいわ!」そして彼は、「こういう企画があるけど行きたい
ですか?」と聞かれて登録した中の一人。

「少しでも国にいる時と同じように、ターキーを家庭的な雰囲気の中、
楽しんで行って欲しい。」という思い。そして私には、「きっと、
日本ではとってもアメリカ的な、ターキーディナーを食べることも余り
ないだろうから来て。」と呼んでくれた。すっかり忘れていた思い出
がこのコミカルなニュースで蘇ってきましたぴかぴか(新しい)

ディナーでなくていいけれど、こういうことって私たちはしてる
だろうか?とも。

このディナーを作っていたお料理上手のPamは、オープンさと
ユーモアと好奇心、そしておおらかなやさしさで一杯友人と思い出
を作ってアメリカに帰りました。

そして、今も彼女は、こうして私をはじめ色んな人の心に住んでます黒ハート
posted by mitsuko at 23:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ダイバーシティ

2010年08月24日

企業と女性のキャリアパスセミナー

私もメンバーとして活動している多様性研究部会
澤谷さんと前原さんがスピーカーの2時間の
キャリアパスセミナーを聴講。

澤谷さんのANAでのキャリアとエアポートという現場
のお話、皆、興味津々。On-the-jobで裁量を持って
やることで、ドンドン人は伸びる(もちろん、ご本人
の能力、適性、やる気にも関連しますが)

企業内での女性の活用法、まだまだ改善の余地あり。。。

昔、社内講師としてCareer Fitness Programというアメリカ
本社からスタートしたキャリアセミナー(男女を問わず
参加できるものだった)をやっていた頃のことを思い出
してしまった。マネジャーに先に受けてもらった
覚えがある。部下が受けたあとの対応を適切にできるよう
にしておかないと、やる意味が無くなってしまうので。

今の日本の企業にも言えると思う。

トップの志もコミュニケートする必要があるけれども、
いいパフォーマンス&キャリア形成のためには、直属の
マネジャーの役割も当然果たされなければならない
でしょう。
posted by mitsuko at 22:34| Comment(0) | TrackBack(0) | ダイバーシティ