2013年07月30日

人の、そして私の輝きのために



「コーチングって何?」という問いと共に
「なぜコーチングをしてるの?」と
訊かれることがあります。

私にとっては、

「クライアントさんが
今まで掴めなかった何かを、一緒にやって
いくことで、クライアントさん自身が
掴んでいく過程、瞬間に貢献
することが出来るから」だと思います。
そして、これは、クライアントさんの
輝きに繋がります。

クライアントさんの持つもの
-- いのち、能力、魅力など -- が、
最高の輝きを放つために、コーチが
サポートできることは様々。

掴めなかった何かは、モヤモヤしたもの
であるときも、課題に対する
答えであるときも。。。そして、掴めなかった
何かが本当にそうしたいものではなく
違うものだと解るときもあります。

掴みたいなにか、欲しい状態、変化。
それが手に入ったことが解る瞬間は、
一瞬かもしれない。。。ただ、そこに
いたるまでの過程なくしては、
それは起こらない。

コーチは、この過程のプロ。
プロとして差し出すものを持ち、
学び続け、進化し続けます。

輝く自分に気づき、その目標実現
をされるクライアントさんを
目の前にするとき、
コーチになって本当に良かったと
思うと同時に、感謝の気持ちで
一杯になります。。。ここまで
来れたのは多くの導き、励まし、
仲間があってこそのこと。



そして、また、もっともっと
輝きを増してもらうため
自分に、もっともっと何ができるか?
学び探究する道が続きます。

それが、私自身が輝き続けるパワーの源泉。

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2013年06月07日

つけ麺食べながら


おはようございます〜

夜は。。。炭水化物を少なめにしているのですが。。。
昨夜はつけ麺を食べてしまったバッド(下向き矢印)

でも、とってもいい話ができたので、
もう、かわいいかわいいかわいい

独立して、もう長く企業コンサルをしている人と
コーチングの話になりました。

超ダイジェストバージョンでまとめると、

組織の力って、凄い。
でも、それを成立しているのはひとり一人の力。
その「ひとり一人」を何処まで組織は
フォロー出来るか?支援出来るか?

どんなレベルで働く人でも、
個人として、第3者的なコーチ的な
スキルと役割を持った人と話すことって
これからもっと、必要になってくる〜

彼が企業のトップと行っているのは、
コンサルティング、でも
エグゼクティブ・コーチングに近いもの
がある。。。という話にも。

色々話して、ハッピーになりました!
つけ麺屋食べながらグッド(上向き矢印)



あなたって素敵だわ 何か秘訣はあるの?
シュペリエルな シュペリエルな
あなたはマドンナ

悲しみも 喜びも 傷ついた過去さえも
シュペリエルな シュペリエルな
あなたへのギフト

時を重ねて
磨かれてゆく
奇跡を信じてる


Have a nice dayるんるん

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2013年04月25日

身心一如


時々、近くのお寺に坐禅に行くのですが、
昨日の座禅会の終わりの住職のお話がとっても
タイムリーで驚いてしまいました。

曹洞宗のお寺なので、道元禅師が開祖。
師が書いた物のなかに、「身心一如」という言葉
があるそうです。それも、
「心身」ではなく「身心」と書かれているそうです。

身体と心は分かれる2つのものではなく、一つ
のものであり、それも、心より身体が先にくるものだと。

私がタイムリーだと思ったのは、はつらつとした気持ち
でいて脳を鍛えるには、身体を運動を取り入れること
がとっても大事。。。心(マインド)を健やかにするには
運動や身体のケアが大切ということを話してみませんか?
と言ったばかりだっかたら。

曹洞宗では、ここのところもう少し、心と行動というところに
焦点を合わせて書いてありました。

「心というものは目に見ることが出来ません。『行動は心の窓』
ともいいます。その人の心は行動に現れます。
つまり心と行動とは切り離せないのであります。」
(曹洞宗サイトより)

「身心一如」身体と心は一体。

姿勢を直すだけで、ポジティブになるとも
いいますが、道元禅師はこの、身体と心の
関係を13世紀に説かれていたのですね。

奥の深い世界だけれども、少しでも
この叡智に触れることをしていきたいですね。
ただ、堅苦しいものとしてではなく、
先人の叡智を大切に使わさせてもらうという
意味で。




posted by mitsuko at 14:47| Comment(0) | TrackBack(0) | コーチング

2013年04月12日

コーチングというコミュニケーション


話す相手がいることは、とても大きな支えがあると
いってもいいと思います。

かなり前に書いたことがありますが、ベトナム人の
禅僧侶、ティック・ナット・ハン師(愛称、タイで呼ばれ
ることも多い)は、アメリカで

「一つ念仏(マントラ)を覚えるとしたら何ですか?」

と訊かれ、それは、
「Darling, I am here for you.」だと答えました。

「妻、夫、その他家族や親しい人といる時に、
貴方は本当に、心からそこで一緒にいますか?
話を聴いていますか?」と問いかけます。

でも、課題や問題、選択しなければならないことが
今までに経験したことがないことであったり、
大きなものの時は、信頼できるコーチを見つけ
ることも一案です。親しい関係にある人は話せる
のはいいのですが、その先に進む時には、
そういったことを行うためのコミュニケーション手法
の一つ、コーチング、のトレーニングを受けた人を
を「使うこと」を考えてはどうでしょう?

私がコーチを受けたことがあり、また、自分も
コーチをやっているから、コーチングの特徴を
良く知っているからこうお話しできるのかもしれません。

実際の視野に、盲点があるように私たちの思考の中にも自分
では見えないところや気がつかない部分があります。
案外、そこが「見える」ようになったり、「見る角度」を
変えることがあなたの目標設定、課題解決などにとって
重要なことかもしれません。

コーチの役割には、あなたのための、もう一つの目として
見えていた方が良い部分を見たり気づいたりするサポート
もあります。きちんと本当に進む方向性や、今置かれている
周囲の状況や自分が明確になってくるとどんなに
嬉しいでしょう?

「本当にやりたいこと?やりたくないことなのか?」
「どう選択していったらいいだろう?」
「周りが反対したらどうしよう?」
「目標実現への計画はこれでいいの?」
「具体的に行動を起こすにはどうしたらいいの?」
「やる気を持ち続けるにはどうしたらいいの?」
「軌道修正ってどうしならいいの?」

といった問いがあなたの中にあるのなら、
一度、声を掛けてみてくださいね。

何時でもコーチングが必要という訳ではなく、
もし、あなたの状況が必要なときであれば、
とても役に立つし、もし違う方法がもっと
よいのであれば、そういったこともお話し
するようにしています。(そして、そうした話し合い
を、ちゃんと最初にするコーチを選んで頂く
ことをお勧めします。)

posted by mitsuko at 18:26| Comment(0) | TrackBack(0) | コーチング

2013年03月13日

再起力Resilience



レジリエンス。。。ああ、またカタカナ表現だあ。。。

再起力と言われることも増えてきました。

ストレスを受けても、落ち込んでも、蘇り一段あるいは
数段上へと成長をとげる。。。
そんな力、再起力、レジリエンスの高い人は、
もうダメかと思うところから立ち直り、
前よりも強く素晴らしくなっている。

明日から始まるフィギュアの世界選手権に登場する
日本選手たちを思うと、そんなレジリエンスの高い選手が多い。

身体の成長でこれまで出来てたことができない、
家族の誰かを失う、病気や怪我、など長い競技人生には
色々起こる。。。それを克服するには、
単に身体能力を上げればいいだけじゃない。

その困難、出来事の受け止め方、意味の見いだし方、
新しい、いいイメージの持ち方など、ひとりでやるよりは
メンタルな部分に寄り添うことができる「人」がいたほう
がいい。

日本のフィギュアスケート選手の場合は、競技(スケートそのもの)
のコーチがメンタルな方も兼ねているように見えるけど
競技コーチ自身、ある程度メンタルなコーチというかコーチングの
専門家から何か指導を受けているかもしれませんし、何らかの形で
精神力を高めるコーチ的な人がいるのではないでしょうか。

ただ、ここまでくれば – 勿論、いい結果は残して惜しいけど
-- あとは、自分の演技を精一杯楽しんでやってほしいなあ。。。
とファンの一人として。

そして、今回は出場しませんが、安藤選手、スケートの世界であるか
他の世界であるのか解りませんが、一流選手の持つ再起力で
違ったレベルの成長を遂げて欲しいですね。

浅田真央ちゃんのショートプログラムの音楽、I’ve got rhythmを
上原ひろみの楽しい演奏でどうぞ。




みんな、弾けていい演技を!

posted by mitsuko at 23:24 | TrackBack(0) | コーチング

2012年11月30日

タイムマネジメント


タイムマネジメントとは、貴方にとってどんなものですか?

ミーティングの時間を短くすることが真っ先に頭に浮かぶ
人もいれば、自分の事務処理をいかに効率良くやるかを
考える人もいるでしょう。

そんな事、考えなくても「子供」と「仕事」が追っかけて
くるから、それをこなすことで鍛えられてるわ!という
ママも多いでしょう。

レントが問いかけるように、
何を物差しに人生の一年(→タイム)を計る?って
みると、「貴方が大事だと思うこと、やりたいと思うこと」
にどう時間を上手く使えているかがまず重要ではないでしょうか?

とはいっても、一方、時間の使い方を身につける事で、やりたいことの
進歩も、もちろん違ってきますよね。今、文具屋さんや本屋さんに
行くと来年用の手帳が一杯。。。これを使えば、タイムマネジメント、
バッチリ、そこには楽しく充実一年が待っている〜かもしれません。

手帳も助けてくれるでしょうが、アナログなタイマーと時間表を
使った、ポモドーロ・テクニークも中々のものです。もう、紹介されて
から時間が経っていますので、ご存知の方も多いかも知れませんね。

著者は、自分が通勤のバスの限られた時間に凄く集中して本を読むこと
から、この時間管理術を作り出しました。そこからタスクを25分に分けて
その間は何にも邪魔されないでやる、5分休憩しまた作業、etc.
トマト(イタリア語ではご存知、ポモドーロ)型のキッチンタイマーを
使うところから、ポモドーロ・テクニークと名付けています。
遊び心を大切にしようじゃない!と言っているよう。。。

英語ですが、ウェブサイトに行くと動画が楽しく説明してくれて、
Goodiesの方には時間管理用のシートまであります。
iPhoneのアプリに、トマト柄のタイマーまでありますよ。

Pomodoro Technique
Goodies

でも、もっとチャンと本を読みたいという方には、本も出てます。




私はiPhoneの無料バージョンのポモドーロタイマーを持って
ますが、それとは別にアナログなキッチンタイマーがお気に入り。
ウチの体重計はTANITAではありませんが、このタイマーは
TANITA。結構いいのですが、クリスマスにはもう一つ、
最近見つけた、赤いタイマーが欲しいなあと思ってます。

さて、あと数時間で週末。。。イルミネーションも各地で
始まってます。仕事は集中して。。。Have a nice evening!






posted by mitsuko at 14:26| Comment(0) | TrackBack(0) | コーチング

2012年11月08日

Let's Talk!


新しいことにチャレンジしたり、何かを学んだりする
ことは、私の人生と切っても切れないことなんです。

今、チャレンジを始めているのが、ウェブからの
予約システム。

コーチングを、自分の。。。

今を楽しむ、
将来、向かう方向性を見つける
仕事を楽しくする
周りとの関係性をもっとよくする
このままじゃいけない、を変えていく

といったことで試してみたい方向けに、お時間を空けてます。
そして、予約はこの新しい、システムにチャレンジしています。

一人でも多くの人のお話や希望を伺っていきたいんです。
そして、ちょっとでも話していって、コーチングのよさを
解ってもらえて、何かが生まれるキッカケになれば最高。




このピンクのボタンを通して、皆さんお一人おひとりとお話しできたら
いいですね。。。

料金は、30分のオリエンテーションの場合、おひとり一回タダです。

posted by mitsuko at 17:59| Comment(0) | TrackBack(0) | コーチング

2012年08月22日

Stretch!

3Sコーチングの3つのは、Smile, Stretch & Shine。

Smileの効用は、とっても多い。ほんのチョット、口角を上げるだけ
でも気分が変わります。そして最近では、女子サッカーのなでしこ
たちをはじめとする多くのアスリートの笑顔が忘れられません。
当分はこのメロディーと共に感動が蘇りますね。




で、2番目のStretchは何?もちろん、身体をストレッチすると気持ちよい!
というのもあるけれど、今までの枠を超えて、
チャレンジする『ストレッチ』
を、まず意味します。ゴール(目標)設定で、ちょっと背伸びしたゴールを
ストレッチゴールともいいます。コーチングでもお話しすることの多い
テーマです。。。

いつもよりは背伸びをするけれど、届かないこと/手に入らないことは
ないところにあるものにストレーーーーッチして挑戦して手に入れるって
いいですね。勿論、いつもよりチョット、チョット向こうの新しい世界
に手を伸ばしているから、イタ(痛)気持ちいいけど、慣れない自分が
まだいることも確か。でもこの時に忘れがちなのが、フウウーと
リラックスしてやること。決して、全ての力を抜くのではないけど、
息を吐いてみる。その方がスーッと伸びます。

それでも1回伸びたくらいでは、「まだまだ」慣れないこともあります。
でも、次第に身体と同じように自分のスキルも新しい枠の領域に何度か
入るうちに身に付いてくるのでは?

おっちょこちょいの私も自分の「枠」を広げようと、「痛」気持ちいい
思いをしながら、周りに少々のご迷惑をかけながら、今日も
『ストレッチ』してます。

そしてこんな私に寛大な周囲の皆さんに感謝!
少しでも、もっと明るく輝いて皆さんに役立てればと願います。。。。

Smile, Stretch & Shine

黒ハート
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2012年07月13日

急がば。。。


このところ蒸し暑い梅雨のお天気が続きますね。
体調が優れない〜との声もチラホラ聞きます。
そんな中で迎えた金曜日、3連休を前にやっておきたい
仕事が山積み。。。皆さん、どうしてますか?

電話で話しながらメールを打ち、計算機を使っていて
コーヒーを飲もうとマグカップを持ち上げる。。。

こういう状況をMulti-tasking(複数タスク同時処理)と
言いますが、これって本当にいい結果をもたらすので
しょうか?

Brain Rules(日本語版:ブレインルール)という本の
中で取り上げられているのですが、Multi-taskingは
上手くいかない。。。一時に一つのことをやるのが
結局効率良くやれる事だそう。

この本にはDVDが付いていて、その中の幾つかのルール
の日本語版はYoutubeにあるのですが、このMulti-taskingは
英語版のみ。でも、中身は解り易いんです。何と言っても
動画の中の男性のアクションが面白いので。。。
笑えますexclamation&question



確かに長電話で話しながらメールを読み、返事を打とうとしたり、
していても、電話の内容を聞き返さなければいけなかったり、大事な
日時を控え忘れたり、コーヒーが書類の上に〜などありがちですね。 

会議中に「内職」が沢山出来るくらいだったら、会議そのものの
在り方を考えた方がよいかもしれませんバッド(下向き矢印)耳の痛い話あせあせ(飛び散る汗)

まずは、今日一日の取り組み方をちょっと工夫されてみてはいかが?

連休前の金曜日、効率良い充実した一日となりますようにグッド(上向き矢印)

posted by mitsuko at 10:09| Comment(0) | TrackBack(0) | コーチング

2012年07月12日

I'm getting closer


日曜深夜のウィンブルドンファイナルは毎年恒例の
夜更かし。それを忘れて月曜日の朝にミーティングを
入れてしまい、少々後悔。。。でも結局最後までTV観戦。

インタビュアーのSue Barkerさんのrunner-up (準優勝)
アンディ・マレーのインタビュー、どういう風に質問して
いくのかなあと見ていたら、結局、マイクをマレーに渡して
"Take your time."あとは、全てマレー自身のスピーチでした。
でも、その判断は正しく、彼女自身も長らくイギリスからの選手
が育つことを強く願っていた人の一人として、しっかり
と手を合わせて聴き入っている様子が伺われます。

彼の口からまずでてきたのが、"I'm getting closer."
ちょっと冗談ぽく言った一言がとってもGood.
負けたのではなく、(優勝に)近づいているんだと。。。。。

The Telegraphの記事は、アンディー・マレーのスピーチを
動画と共に文字に起こしています。(好意的な文章はこういう風
に書くのね!というお手本のような記事。勉強になります。)



「ご期待に添えなくて申し訳ございません。」的な
メッセージではなく、ガックリはガックリだけど、
またチャレンジするよ、というポジティブな一言が
まず出て来たことがとっても良かった。

そして、泣きはすれども、勝者をまず讃え、自分を支えた
チームに感謝し、そしてサポートしてくれた人たちに
心からの感謝を伝える。。。心打たれるものがあり
ました。

夢を実現するまでには、ガックリすることも多くある。。。
でも、そんな時、マレーのように、
"I'm getting closer."って言う/思うことで
また一歩自分の夢に近づいたんだと捉え、出来事が
「経験」として生きてくる、そこから学ぼうとする
気持ちも湧いてくる。

Andy & Roger, 素晴らしいテニスをありがとう黒ハート


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2012年06月26日

断捨離US版 Less stuff, more happiness


先日、部屋を片付けたい。。。というテーマでコーチングの
トレーニングをしました。

片付けは、「今、『断捨離』してるの」と言えば通じ、
お片付けのプロの本、セミナーやメルマガを通して
ポピュラーになってきているので、いまさらコーチングで?
と思われるかもしれませんが、話題になっているから
こそ、案外、面白い!

「部屋を片付けたいんですが、片付かないんです。
これをどうにかしたい!スッキリさせたいんです。」
というクライエントに対し、「そうよね、片付いた方がいい
に決まっているよね。」「そう、だけどそれが出来ない
のよね。」「私はこうしたわ。試してみれば」では
普通の会話。

「片付く」とはどんな状況で、どうしてそうしたいのか?
手に入れたい状況、感覚などを明確にして、このコーチング・
セッションが終わる時に解っていたいこと、手に入れたいもの
を話し合う。。。

価値観や大切にしたい感覚なども、勿論取り扱っていきます。

もちろん、片付け本の中で一連の質問で読者のモチベーションを
上げていく手法も取られている場合があったり、片付くと
どんなにいいか!語られていますが、コーチングの場合は
今、一番必要な問いかけをしていきます。コーチがどんな
「片付け」に対しどんな感覚を持っているのかではなく、
クライエントの感覚、価値観に焦点を当てて。

案外、片付けよりももっと先に対処しなければいけないこと
があるという気づきが生まれてくることもあるのが
興味深いところです。

また、「片付け」に求めていた感覚が、例えば
「部屋が美しく見えること?」
「キレイな部屋だと言われること?」
「もののある威圧感や暑苦しさが無くなること?」etc.
など人によって違うので、それを見つけ出すことによって
行動をとることが容易になることも見逃せません。

NHKのスーパープレゼンテーションでも取り上げられて
いたので、ご覧になった方もあるかもしれませんが、
TEDで "Less stuff, more happiness"というプレゼンが
ありました。(NHKでは字幕がありましたが、
TEDのサイトではtranscriptで日本語訳を見ることは可能)



彼にとっての物を持たないことが何故いいか?
狭いスペースで快適に過ごす意味を実例とともに
紹介し、そして彼程までではなくても皆さんも考えて
みてはとコンパクトなトークの中で語りかけます。

寮、ホテル、キャンプでの体験を思い出してみてと
スライドで写真を見せることもしています。これは、その状況
に入ったような感覚を持った時を思い起こさせる効果がある
やり方です。その時に脳裏に浮かぶもの、身体に感じるもの、
あるいは(思い出して)聴こえてくるものは何でしょう?と。

このスピーカーにとっては、そういった時の制約はありな
がらも余分なもののないことが好ましい感覚であることが
解ります。

彼の価値観との一致した、”Less stuff, more happiness"
を論理だけではなく、感覚の点からも述べていてとても
効果的。このビデオを見て、インスピレーションを受けた
人も、自分にとってこの行動を取ることで真に手に入れ
たいものは何か?を考える時間を持つと一層やる気をそそ
られることと思います。

コーチングの場合は、相手(クライエント)にとって
大事な感覚、価値観と一致するものは何か?あるいは
このままでは、「もうイヤ!なんとかしたい!」と行動へと
突き動かすものは何か?を話し問いかけて明らかにして
いくので、一人では無意識に触れなかった部分にある
糸口を見つけたり、堂々巡りから離れることが出来
前に進むことがより可能になっていきます。

スピーカーのGraham Hillは上のビデオの約1年前に
Why I'm a weekday vegetarianというトークも行って
ウィークデーだけのベジタリアンであることのメリット
を語っています。

気軽に健康にも環境にも優しいウィークデーベジ、
肩肘張らないで出来そうでいいですねexclamation×2



日本語版あります!


さて片付けをテーマにしたコーチング・トレーニング
の発見は、まず、この時のクライエントにとって重要だった
のは「見た目」がスッキリより、ものがあることによる
体感覚的なスッキリ、暑苦しくないことが「決め手」で
あったこと。そして、「本」をどうするよりも、もっと
その前に手を付けなくてはいけないものがあったこと。。
(その他の学びもあたのですが、ここではこの大切な2点
のみシェア〜)

丁度これから暑くなるシーズン!暑苦しくなくスッキリ
するということがドライブになって、このクライエント役
の部屋は片付きそう。。。エコにもちょっと繋がるでしょうか。

posted by mitsuko at 13:25| Comment(0) | TrackBack(0) | コーチング

2011年12月03日

大切な1ヶ月?


今年もあと一ヶ月を切りました。

この残りのひと月、大切に過ごそうと思う。
そのためには、今日の一日を大切に。。。と思う。
そして、そのためにはこの一分、一秒。。。

そう、結局はこの瞬間をどう過ごすか、ということ。

これは、ただ忙しく動き回っている、ではなく、
この一瞬、一瞬とどう関わっているかということ。
この一瞬をどう感じているかということ。

もちろん、自分を追い込んで、何時何時までに
これを仕上げよう!ということも、もちろんひつよう。
でもその「追い込み」が自分の本当に求めるものと
違っていたり、一息入れることを怠っているとすると、
自分の中で『何か』が違ってくる。

最初は、小さな「何か」であっても、放っておくと
それは大きな「違い」「ズレ」になっていくこともある。

調整が容易い『何か』のうちに、ケアしてあげよう。

小さな『何か』に耳をすます。。自分の心や身体が伝えようと
していることに耳をすます、目を向ける、どこで感じているか。

あなた自身へ『問いかけ』を習慣付けてもいい。

「今、楽しめている?」
「今日、いい笑顔ができた?」
「身体は大丈夫?」
「今日、ふーっとお茶を飲んでリラックスした?」 

などなど

問いは自分にフィットするものを探しておこう。

何かと予定が入り、時間に追われるこの時期だから
こそ、一瞬一瞬を大切に過ごすためにも、ちょっと
手を置き、耳をすましたり、問いかけることは
「効き」ます。


posted by mitsuko at 08:01| Comment(0) | TrackBack(0) | コーチング

2011年06月21日

One Step at a Time

「試してみることに失敗はない。」はとても勇気のでる言葉です。
そして、失敗から何を学び取るか?そこには沢山のお宝が眠っています。

キャリア・チェンジなどを考えていらっしゃる方に、ちょっとアドバイス
するのは、"One step at a time." 一度で大きな変更を行う前に、
その方向へ、一歩だけ踏み出してみる。そして、OKだったらもう一歩。

例えば、今の仕事が嫌いじゃないんだけど、昔からの夢がある。。。
夢に向かっていきたい!と思った時、その夢は捨てなくていい。

その夢を小さく経験することから始めてみては?

例えば、海で泳ぐ時に、ここのお水はどうかしら?と足先をチョコッとい
れてみる、そして大丈夫そうだったら今度は膝まで浸かろうかな?
そして、もう少し、とやっていって、「やっぱり寒いや。止めておいた方
がいい。」と判断するのか、「波がキツいや。プールでもっと練習して
からにしよう。」と思うのか?「意外にこのまま沖まで行ける!」と
スイスイいくのか?

IMG_2120.JPG


まず、全てを後ろに、新しいキャリアや夢にこぎ出すのではなく、土日
にだけやってみる。あるいは、同じ会社の中で、「夢」に関連した
プロジェクトがあるようだったら、手を挙げてやってみるなど、
「探索期間」を設けてみることはどう?ってお話しすることがあります。

案外、自分って、この夢を追わなければ!という思いに捕われている
こともあります。ワンステップ踏み出してみて、意外にも新しい道が
その先に開いていることもある。

もし今の仕事じゃなくて、何かやりたいことがあれば、

"One step at a time"

やらないままでいるのとは、全く違います。そして
「試してみることに失敗はないのです。」どっちにしても、
チョコッと何かを試してみるというのは、素晴らしい。

新しい何かを発見するかもしれないし、今の環境や仕事を新しい角度
から見ることができるかもしれない。


posted by mitsuko at 23:43| Comment(0) | TrackBack(0) | コーチング

2011年06月14日

Smile - その隠れた力


一日に何回、にっこりと微笑んでますか?
朝、鏡の中の自分にSmile!と微笑んで一日が始められると
嬉しいですよね。子供たちは、何と一日に400回以上もニッコリ
としていると、この動画のスピーカーのロン・ガットマンは
言っています。




人間は生まれながらにして微笑んでいるそうです。
この動画の中で、ロン・ガットマンは、
「3D超音波の技術を使うと子宮の中で 発達中の胎児が微笑んでいる
のがわかります。赤ちゃんは生まれてもたいてい寝ながらですが
微笑み続けます。目の見えない赤ちゃんでさえ人間の声を聞くと、
にっこりします。笑みは 人間がもつ最も基本的で 生物学的に均一に
見られる表情です。」と述べています。お腹の中の赤ちゃんの
笑い顔の写真、静かで優しさに溢れています。。。見ているだけで
こちらもピースフルな気持ちになりまするんるん

3S Coachingの3つのSの最初の1つは、Smile!
「優しい微笑みで一日を始め、スマイルでリラックスした、
やわらかく感性豊かに感度よく」という思いで選んだ言葉
ですが、ニッコリとするだけで随分と多くの恵みがあるようです。

ちょっと真剣に一所懸命に何かをやろうとすればするほど、
眉間に皺、口元は下がり気味に。でも、これは逆効果。
ニッコリと柔らかな気持ちで程よくリラックスしているほうが
真の力やクリエイティブな発想が湧いてくる。

そして、このTEDの動画の中では、チョコ一杯食べたくらい、
お金がタップリ手に入ったくらい幸せな気持ちになるらしい。
それに、長生きというメリットも。

顔の筋肉も適度に鍛えておこう!

まだまだ、復興はこれからだし、世の中は、常にチャレンジと学びの
連続。微笑みの隠れたパワーを大切に持ち続けたいですね。

"I will never understand all the good that a simple
smile can accomplish." Mother Teresa

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2011年03月31日

Going back to yourself 自分自身に戻るために


状況の突然の変化、動揺、怒り、憤りを経験するとき、
まず心がけたいことは何でしょうか?

冷静?平常心?それとも???

ひとり一人、捉え方・対応の仕方は違うと思います。

まずは、その状況や感情に振り回されないようにすることが大切。
それから、その状況に対しどういったアクションが自分のために、
相手のために、状況のためにいいのかを判断し行なう。

そうするには何が必要か?

100%、自分自身と繋がる、あるいは戻ること。

これはマインドフルネスであることと説かれることもあるし、
平常心に戻ると表現する人もいる。その他の表現も沢山あるでしょう。

でも、言われていることは同じだと思います。

まず、「自分自身に戻る」ためにあなただったら何をしますか?

何度か静かに、深く呼吸をすること。。。いいですね。
頭で落ち着け!と言うよりも、実際の呼吸と言う行為を
意識して行なうことで自分自身に戻ることができるでしょう。

心の落ち着く鐘の音、お気に入りのメロディーやイメージを
この行為へのスウィッチを持つこともおすすめです。これを
実際に五感で感じたり頭の中で思うと、深く呼吸をすることが
自然にできる、そして自分自身と繋がることができる、自分自身に
戻ることができる。。。

何度か、その音、イメージなどと共に深く呼吸をして、
今、ここに自分自身であることを感じる練習をしておく。

あなたの「引き出し」の中から取り出せる、自分自身に戻るための
方法にお試しを。

カヴァティーナ (Stanley Myers "Cavatina")


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2011年01月12日

The Walk from 'No' to 'Yes'

久々のTED Talk。

William Ury。。。この名を聞いただけではピンとこないのですが、
『ハーバード流 "No"と言わせない交渉術』("Getting Past No")の
著者と聞くと思い出しませんか?この本、ウチにもありました。

基本的な考え方は変わっていないのですが、このTalkの中では
もっと、物語(ストーリー)を使い、身近なひとり一人に
何ができるのか?という伝え方になっています。様々な
交渉に携わってきたからこそたどり着いた、ひとり一人の
フレームを変えて行くことへの意義、そしてそのためには、
体験する事の重要性を強く感じているのだと私は受け取って
しまいました。

つい聴き入ってしまう、そして終わると誰かと一緒に歩きたくなる!

http://www.ted.com/talks/lang/jpn/william_ury.html



相対する観点から見合うことでは解決しない。そこから一歩離れたところ
から物事見ると実際、アッそうか!という解決法が生まれてくる。。。
即座に反応(react)するのではなく、「待てよ、チョット離れてみると今、
話し合うのはこっちじゃないの?」と前に進むことが可能になる。

第3の立場   The secret to peace is the third side.
それは私たち   The third side is us.
そして歩みよる  Step closer to unite.

同じアイデンティティーを求めて進めば、不可能と思えるような
ことも可能なのだと。。。物語と数枚の画像と小さなドングリを使って
見事に伝えてくれていまするんるん

日本語の字幕や英語/和文のスクリプトもあるので、
是非、楽しんでください。色んな角度から学べると思います手(チョキ)手(チョキ)
posted by mitsuko at 12:24| Comment(0) | TrackBack(0) | コーチング

2010年12月08日

Breathing in and out

師走ですね。あちこちのイルミネーションが輝きをを増しています。
心もウキウキるんるん人に会ったり、催しに出掛けたりする機会増えてませんか?

私も11月下旬から、何やかやと出会いと学びの毎日が続いて
います。
素敵なことなのだけれど、こういう日が続くと、ついつい吸収し、学ぶこと
よりも予定をこなすことのほうがメインになりがちなこともありますね。

そんな時こそ大切にしたいこと、それはゆったりとした呼吸を味わう一時
を習慣として持つこと。ほんの少し呼吸することを意識する時間を持って
みる。そうすると私の場合、その時その時のことに、ただ反応するのでは
なく、より深く受け止め吸収することが出来るようになる。ある瞬間に
思っているように物事進まなくても、焦るというよりも「そう、
こうなっちゃったか」どのようにそうなったの?」「じゃ、今度は
(あるいは次は)こうしてみよう。」と起ったことを嘆くよりも、
ポジティブにクリエイティブに考える余裕みたいなものが自分の中に生
まれてくる。

面白いもので、「落ち着きなさい。」「リラックスして。。。」
「上手にやりなさい。」などというのは、そう出来ていない人
には(私には)返って難しい要求になったりすることも多い。

それよりも、「深く呼吸をしてみて。」「肩のチョット落として。」
「ちょっと、口角を上げて、微笑みを浮かべてみて。」「顔を上に
向けてみて。」などといった具体的な身体の使い方を勧めた方が、
状態が変わったりそれに伴い受け止め方や結果も変わってくる。
不思議なものです。自分の状態を変えるのにも使えることですね。

そしてよりいい状態でいるためには、口元の緊張を緩め微笑み、
呼吸を
意識してみるを習慣的に行なうこと。これは静かな場所
でもできるし、
電車のなかでもどこでもできるシンプル&パワーフルな方法ぴかぴか(新しい)

私にとって一番覚えやすいやり方は、ベトナム人の高僧、
ティック・ナット・ハン師のもの。そのもっともコアな部分だけ
ですがご紹介()内は英語版ご参考まで:

息を吸って、「私は息を吸っている」と心の中で言う。
息を吐いて、「私は息を吐いている」と心の中で言う。
これを数回繰り返す。

(Breathing in. I know I am breathing in.)
(Breathing out. I know I am breathing out.)

IMG_1849.JPG

息を吸って、「深く」
息を吐いて、「ゆっくりと」
これを数回繰り返す。

(Breathing in. Deeper. )
(Breathing out. Slower.)

息を吸って、「私は静か」
息を吐いて、「私は微笑む」(ちょっと微笑んでね)
これを数回繰り返す。

(Breathing in. I am calm.)
(Breathing out. I smile.)

姿勢はちゃんとしていて、できればお腹の奥の力だけはしっかり保ち、
あとはリラックスして行うといいですね。どんなメリットがあるかは
それぞれですが、きっと「いい状態」が生まれると思います。
是非お試しください。そして、色んなバージョンがありますが、
基本はBreathing in, breathing out (息を吸って、吐くこと)。

素敵な出会いと慈愛の季節をお過ごしください黒ハート
かわいいKeep breathing & smilingかわいい
posted by mitsuko at 14:20| Comment(0) | TrackBack(0) | コーチング

2010年11月08日

10 Questions for the Dalai Lama

ダライラマ法王が来日されているようですね。関西、西日本のみ
の訪問のためか、余りニュースが入ってきませんが。

Time Magazineの10 Questionsでのダライラマ法王の答えは、
コーチングでも大切にしていることをとても解りやすく
またひと言ひと言に思いを込めて語られていて、心に残ります。

日本語訳は付いていないのですが、質問は文字で示されていますよ。
全部解らなくっても、学ぶものは多い!




「怒る」などネガティブと言われる感情を持つ自分を、
人間だものそういった感情を持つのは当たり前のこと。。。

自分に与えられた機会を役立てていくと意味のある人生になる。。。

自分は A citizen of the world。まずは皆、同じ人間であるという
こと。。。そのあとに国籍とかがあるのだから。。

「成功」っていうのも相対的なもの、それにある部分では
上手くいっていたり、また他の部分で上手くいってなかったり
するのだから。1つのことを取り上げて凄い成功をしているとか、
上手くいっていないとか言いうのは間違ってる。。。

などなど。シンプルな言葉を使いながら、そこに「真実」のパワー
が伝わってきます。

前回の来日の際のインタビュー - Japan Times, July 8, 2010 - より:

In order to contribute to the world, Japanese must learn English.
The reality is that the universal language is English. Due to the
language problem, Japanese people can't contribute enough.
It doesn't have to be perfect English! My English is broken but I
can still communicate!

さすが!




posted by mitsuko at 12:59| Comment(0) | TrackBack(0) | コーチング

2010年10月18日

意図を考える

今日一日、どんな意図を持って過ごしてみよう?って
考えてみたことはありますか?一日の終わりに、今日
は○○な日だったと日記に書く代わりに一日の始めに
今日は○○な日にしよう、あるいは今日は△△な日にし
よう、と先に考え、一日それを気に留めて過ごして
みる。

“What is your intention of today?”

何時もと同じ感じで一日が終わるか?それとも、
「そういえば。。。」と何か気づくことがあるかもしれ
ません。一日の振り返りもお勧めですが、それプラス
1週間やってみて、何が違ってきたかなあと
振り返ってみるのが理想的ひらめき

ただ、もっとお気軽に、例えば、スポーツクラブで
トレーニング、エアロビのクラスをとる時だけでも、
今回はこういうところに気をつけてやることにしょう、
とやってみるとそうしない時との違いが解るかもしれ
ません。例えば、支えとしての腹筋は常に働かせてお
くことを意図するだけでも、違いがでるかも。

実は、昨日は私、フルートのレッスンでした。どうに
かやっていた練習曲が「上がり」るんるんハッピーるんるんるんるん
家で練習するとき、この「意図」を考えたのが効いた
かなあ、と少しばかり嬉しくもありました。今日は、
自分の音の繋がり方を注意する・良くする、とか指の
使い方を考えるなど。終わった時に、「こういうとこ
ろに注意する練習ができた!」と思えるようにやって
みる。そうすると、ただ、何回か吹いて練習する、
というのとは全然違ったものを得ているような気がし
ます。ただ言われたように何度かやるとか、この曲を
吹けるようになるではなくて、「そうするようにして
いるかどうか?」「次はもっとこうしよう」「今のは
こうだから、繋がりがいまいち」だとかやっている
自分がいる。もっと違う意図も今度は考えてみよう。
大きいものでも小さいものでも。。。

何を何回やるというゴールも使いようですが、
intention/インテンション/意図、あなたにフィット
する呼び方で取り入れてみてはいかがですか?

Have a nice day黒ハート
posted by mitsuko at 11:00| Comment(0) | TrackBack(0) | コーチング